人工毛植毛の副作用・リスク・デメリットについて

手術部位の痛みや痒み(手術当日)

人工毛植毛の手術は基本的に麻酔をかけて行われるため、植毛をしている最中や終わった直後は特に痛みや痒みは感じられません。そして、そのまま症状なく過ごす人もいるのですが、中には手術をした頭部に軽度の痛みや痒みを感じる人もいます。

症状の程度としてはそこまで激しいものではなく、痛みも「チクチクする程度」であったり痒みに関しても「ややむず痒い程度」であるケースが多いと言われています。また症状が見られやすいタイミングとしては、手術した日の夜から翌朝にかけての時間帯が最も多いですが、それ以降症状は落ち着くケースが多いです。

眠気やふらつき(手術当日)

麻酔は人工毛植毛の手術による痛みや痒みを感じさせないようにするため、神経や意識をカットする役割を持っています。そのため手術が終わって意識が戻ってからも、麻酔が切れるまではしばらく意識が朦朧としていたり歩こうとしてもふらついてしまって上手く歩けないなどの副作用を起こす人がいます。

症状の程度や麻酔が切れるまでにかかる時間には個人差がありますが、基本的に麻酔が切れるまでは安静にしておかなければいけません。特に車の運転をする人の場合は事故に繋がる恐れがあるので、手術当日は車の運転を控えたり遠方から来ている人は念のため宿泊をするなどの対策がおすすめです。

頭皮の腫れ(術後3日目以降)

手術当日には何の副作用もなかったと安心している人でも、手術をしてしばらく経過してから副作用が起きる場合があります。その中のひとつとして知られているのが「頭皮の腫れ」で、特に人工毛植毛の場合は頭皮の腫れを起こしやすくなっているので注意が必要です。

このような症状を起こしてしまう理由としては、人工毛植毛の素材を頭皮が異物と判断して拒絶反応を起こしてしまうためだと考えられています。場合によっては腫れるだけではなく炎症を起こしてしまう可能性もあるので、症状が見られた場合は速やかに病院で診てもらう必要があります。

脱毛症状(術後しばらくしてから)

こちらは人工毛植毛よりは自毛植毛の手術をした人に起きやすいことですが、人工毛植毛であっても起きる可能性のある副作用のひとつとして指摘されています。植毛の副作用としての脱毛症状には一時的なものと永久的なものの2種類がありますが、人工毛植毛の場合は一度抜けてしまうと自毛植毛のように生えてくるわけではないので永久的な症状となるケースがあります。

この症状が起きる原因としては頭皮の拒絶反応のほかに、血行不良などの頭皮の状態の悪化が要因となっている場合もあります。この副作用が起きた場合には植毛が失敗している可能性があり得るので、再度植毛をするか別の方法を検討する場合があります。

人工毛植毛には様々な副作用のリスクがある

自毛植毛と違って人工的な毛根を植えつける手術である人工毛植毛は、その特徴から人体に対して様々な副作用を起こしてしまうリスクがあります。手術そのものも麻酔を使用しているので麻酔に関する副作用があり、自毛植毛と比較すると抱える副作用やリスクが大きいと考えられています。そのため植毛をする場合には手術や植毛する素材に対する副作用のリスクを踏まえて、人工毛植毛を利用するのかどうかを検討していくのが大切です。