自毛植毛手術は何回?

そもそも自毛植毛手術とは?

自毛植毛手術とは、人工の髪の毛を植えるのではなく、自分の後頭部などから採取した毛を髪の毛が薄くなってきた場所に植毛するというやり方で、拒絶反応もなく抜けにくく、術後の負担も少ない、安全な治療方法です。薬の治療で効果が出なかった、という場合には、残された選択肢の中ではこの治療法が最も効果を期待できる方法になるでしょう。

では、なぜ後頭部などから採取した髪は抜けないのか。そもそもAGAは男性ホルモンの一種、テストステロンが頭頂部の髪に多く存在する物質(5αリダクターゼ)と結びつき、違う物質(DHT)になることで脱毛を促してしまうことによるものなのです。

ところが後頭部の髪には頭頂部周辺に存在するテストステロンと結びつく物質5αリダクターゼが、ほとんど存在しないのです。それを薄毛が気になる部分に移植することによって、DHTの影響を受けて抜けない安全な植毛が可能というわけです。

ただ、この手術は保険が適用されないのでとても高額になりますし、毛の採取を医師がやるかロボットがやるかという違いもあります。現在は最新鋭の技術で開発された植毛ロボットのほうが、素早く精密な採取により、より安全かつ術後の負担も軽くなるとも言われています。あらかじめいろいろな病院の値段やサービスを確認する必要があるでしょう。

自毛植毛手術は1回で済むのか?

この自毛植毛手術、1回で済むのか、それとも何回も行わなければならないのか…?これは手術を受ける人がどれだけ髪を増やしたいかによって変わります。

1回の植毛で増やせる髪の毛の数には限度があり、その数約2500株、約6000本ほどなのです。それはなぜかというと、後頭部から採取する髪の毛の量が足りなくなってきてしまうからです。(※もちろん植毛で増やせる量は植毛手術を行う医師の手腕によって違いがあります)

一度にそれ以上の髪の毛を後頭部から採取すれば、今度は後頭部が薄くなってきてしまいます。そしてその後繰り返し手術を受けることは可能ですが、としてもやはりその回数にも限度があるでしょう。繰り返し手術を受ける場合には何か月も間を空けなければならないため、何回手術を行う予定なのかはあらかじめ医師としっかり相談をしなければなりません。

自毛植毛手術を何回も受ける人とは?

先ほど述べた通り、1回の植毛で増やせる毛の数には制限があるため、1回に植毛可能な本数を超えて植毛をしたい場合には、当然何回も手術を受ける必要が出てきます。

また、毛の数に制限があるということは必然的に増やせる密度というのも制限がでてくる、ということになります。1回の植毛ではどうしても満足いく密度にならない、より高密度な髪の毛にしたい、そういう場合は間を空けて2回目の施術を行う必要があるのです。

また、薄毛治療を周囲に気付かれたくない、徐々に増やしていきたい…という人も多いかと思います。

そのような理由から手術を2回3回に分けて行う、ということも考えられます。

どれだけ自分の髪を増やすか、いつ、どこの病院で、何回手術を受けるのか…。自毛植毛手術をする前にそのようなプランニングをしっかり行い、後悔しない治療をしていくことが重要です。

自毛植毛手術を受ける回数、あなたはどうしますか?

薄毛治療に効果的な自毛植毛手術。その技術は日々進化を続けており、一度に植毛できる本数が増えたり、ロボットによる手術などで患者の負担をより軽減させることも可能になってきました。

ですが、やはり高額な代金が発生する治療法ですし、一度に植毛できる髪の毛の量に制限がどうしても出てきてしまうことも理解できたことと思います。

やはり一番大切なのは、いつ、どれだけ髪の毛を増やしたいかの計画をきちんと立てることです。

そのためにまずは実際に病院に行き、専門医の方と相談をしてみましょう。後悔のない治療が進められるよう、そして薄毛治療によって、より一層素敵な人生を過ごすために欠かせないステップと心得ましょう。